昨日、南三陸町歌津にある平成の森で「海神祭」という音楽イベントがありました。
その会場において、
居酒屋甲子園に参加している関東地方の飲食店有志のみなさんによる炊き出しがあるとのことで、
お酒とソフトドリンクの納品、ならびに炊き出しコーナーのお手伝いをしてきました。
前日深夜に大型バスで東京の学芸大学駅を出発し、
新宿、銀座、新橋、そして埼玉の志木でそれぞれメンバーを乗せ、南三陸町に来て下さいました。
9月の炊き出しの時は台風が直撃でしたが、この日は秋晴れで良かったです。
野球場のバックネット裏に炊き出しコーナーのテントがずらりと並びました。
グランドに止まっているトラックは音楽ステージです。
からあげ、焼き鳥、豚汁、ハンバーグ丼、ボロネーゼズパゲッティ、牛すじカレー、ホットドッグ、煮込みなど、
それぞれのお店の自慢の味を仕込んでいきます。
お昼時になると、すぐ隣にある仮設住宅にお住まいの皆さん、部活を終えた中学生のみなさんで行列ができました。
明るく、元気に「いらっしゃいませ!」と迎えます。
午後2時46分。
演奏を中断して、会場全員で黙とうを捧げました。
震災後、南三陸町に来るのは3回目の特別ゲストの山本リンダさん。
とても60歳とは思えない歌と踊り、楽しいトークで会場のボルテージは最高潮。
甲子園の応援でおなじみの「狙いうち」に居酒屋甲子園のみなさんも大盛上がり!
4月から、継続的に実施してきた炊き出しも今年は昨日が最後でした。
「また来年も南三陸町に来よう!
そのためには自分たちのお店を健全に経営していくことが必要。
明日からもがんばって営業しよう!」とみなさんで強く決意し、関東へ帰っていかれました。
はるばる遠方から、炊き出しにお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。
(広報企画課 大友)