ワイナリーに咲く、一輪のバラ
2026.07.17
今年度より、トスカーナ州のスベレートにあるワイナリー「ブリケッラ」と資本提携が実現致しました。
2002年の日韓W杯の時に父がサッカーイタリア代表の仙台キャンプ誘致に導いたご縁で、その後弟がイタリアに留学することになるわけですが、その後も続いていたトリノの会社とのご縁で、今回に資本提携が実現しました。
こちらはまた改めて詳しくお伝えしたいと思いますが、昨年から多くのワイナリーを見学する時に気付いたことがありました。
ぶどう畑の入り口に、きれいなバラが咲いているんです。
最初はイタリアっぽくオシャレな感じだからなのかと思ってましたが、全然違いました。
実はバラというのはきれいな土壌環境が保たれていないと、すぐに枯れてしまうそうです。
だから、きれいにバラが咲いているワイナリーは、「私たちのブドウ畑の土達はきれいです」という
メッセージが隠されているんです。
なんとも趣深いなと思いませんか?
今回の資本提携は単に海外のワインを当社で仕入れて販売するという文脈からは異なります。
一方通行な輸入ではなく、将来的には日本酒を含めた東北の文化に根付く商品を海外に広く広めていきたい。
また、社員の皆さんに現地に赴き、たくさんのことを吸収して欲しい想いがありました。
ワインは一般的に言えば、赤ワインにはお肉、白ワインには海鮮系などと言った色味で合わせるワインを選ぶ暗黙的な部分があります。
しかし、現地に行ってみると、現地で楽しまれている郷土料理に合わせるためのマリアージュがあったり、食事の内容に合わせてワインの出す順番や重さを設計したり、ものすごくたくさんの学びがあるわけです。
ワイナリーにバラが咲いていることも、現地に行って、それを疑問に思って聞いてみるというアクションが無いと、その事実を知る事は決してないのです。
今まで海外に行ったことがない人が、海を渡って、その国の文化や価値観や街の景観を見て
多くを吸収してくる。
自分の目で見て、聞いて、感じてみる。
かつて私自身がそうであったように、海外での学び、気づき、体験は何にも代えがたいものがあります。
東北のドメスティックな企業が、社員と共に、新しい挑戦を海を渡って行っている。
そんな姿をお見せしたいと思っています。