自分の中にある「異端」について
今更ながら「チ。ー地球の運動についてー」というアニメを観ています。
私のひねくれたところなんですが、流行りものに乗っかるのがあまり好きではありません。
社会の熱が冷めたころに、ひっそり過去の流行物を楽しむのがひそかな楽しみでもあります。
もちろん「チ。」は知っていました。
サカナクションの主題歌も相まって、当時は多くの人がアニメをリアルタイムで観ていたのではないかと思います。
遅れてやってきた波がついに私の所にも来たようです笑
数日前から見始め、まだエピソード5くらいなんですが、既にかなり面白いです。
観ると頭が良くなると噂になっていましたが、その理由もよく分かります。
物語は、15世紀のヨーロッパ、今では誰もが知る地球が自転している地動説が、当時は宗教的な理由で天動説が唱えられていました。
そして、地動説を唱えたり、研究しようとしている人は「異端者」となり、神に背いたとして処刑されてしまう時代。
地動説を命がけで証明しようとした人たちの物語です。
あまり書くとネタバレになりますが、当時は誰もが疑わなかった一つの説が、こんなに人の情熱を呼び起こし、バトンになって人から人へつながれていく様が本当にエモいんですよね。
表面的な熱さではなく、静かに火を灯し続ける情熱。
あくなき探求心が、人から人へつながれ、社会をも変えていく。
時代背景、社会環境は違えど、白黒思考の社会は、今の私たちの社会にとても似ているような
気がするのは私だけでしょうか。
たしかに命が脅かされることはないかもしれないけど、自分が異端であることを自覚しながらもただなんとなく人生をやり過ごしている人は、もしかしたらとても多いのかもしれません。
たしかにみんなと同じであることは、ひと時の自分が休む場所になります。
しかし、安住は出来ても、違和感は消えません。
果たして自分は何者なのか。何のために生きているのか。
その答えは、安住からほど遠い、自分らしさという一種の「異端」からでしか、感じる事が出来ないのではないかと思います。
話は変わりますが、「繋いでいく」という文脈においては、会社も同じだと思います。
私達が存在する理由は「永続すること」。
永続しているということは、いかなる時代環境においてもお客様から信頼していただき、お取引を継続できたからに他なりません。
そのために、社員全員が努力を重ね、挑戦を続ける。
人から人へ、情熱と言うバトンが繋がれる。会社という看板を通じて、人が生きた軌跡が、色んな場面で感じられるようになり、未来へつながれていく。
私はその場面を一つでも多く皆さんと見たいです。
バトンを繋ぎ、素晴らしい未来を、自分達で創っていく。
どんな時も、前を向いて。